



「もともとABCクッキングは、食器販売からスタートしてます。」
最初は静岡の藤枝市に食器販売の店舗を構える。
セールストークは相変わらず、
「器が良ければ、どんな料理もおいしく見える」。
さらにここに工夫を加え、
自分で料理した肉じゃがやお浸しなど、簡単な料理を皿に盛りつけて営業してみたんです。
すると、店舗にやってくる同年代の若い女性客たちから、
「食器も素敵だけど、料理がおいしそう。つくり方を教えてほしい」
とお願いされるように。
「僕の料理は自炊レベル。藤枝駅周辺に料理教室がいくつもあるから、そこで習えば?」
と伝えると、
「玉ねぎもむけない私みたいな料理ベタが行っても覚えられない。
あそこは料理好きの主婦がレパートリーを増やしに行くところ」なのだと。
だから、料理ベタな人は、テーブル拭きや後片付けなどの雑務に追いやられがちになる。
最初は顧客サービスの一環として、材料費だけもらって料理づくりを教えるようになったんですよ。
料理ベタでも友達感覚で気軽に学べる僕のレッスンはすぐに評判となり、
口コミで若い生徒さんがどんどん増えていきました。
インタビュー記事より
売上も190億円を突破
うちは、モノを販売するのが仕事なんです!
って、頑なにならずに
一度お客さんの声を聞いてみてはいかがでしょうか。
そこから良いヒントが貰えるかもしれませんね。
では、また。