






店に電子ピアノを並べたり、ギターを置いたり、サックスを飾ったり……って他社も真似できますよね。
それでも、なぜ島村楽器は売り上げを伸ばすことができたのか。
30年以上前から、ショッピングセンターの中で店を構えてきたということは
他社が真似できない何かがあるはず!
10万円のギターを売って、「はい、おしまい」ではありません。
音楽をもっともっと楽しんでもらいたいので
「イベントに参加しませんか?」
「セミナーはどうですか?」
とお誘いさせていただきます。
楽器って、買っただけではうまく弾けないんですよね。
バンドコンテストをやったり、コンクールをやったり、コンサートをやったり。
全国規模で開催しているものもあれば、店単位で開催しているものもあります。
店単位でいえば、
おやじバンドだけのイベントだったり、
アコースティックだけのイベントだったり。
全国の店舗でさまざまな企画を催しているので、本部も把握できないほど。
島村楽器の店舗は全国にある。
金融機関で例えると、会社の規模はメガバンクなのですが、
店は信用金庫のように地域密着で動いている。
お客は楽器を買ったら絶対に困るはず。
「うまく弾けないなあ」という問題が発生する。
そうした問題に対して、フォローする。
フォローするためには、スタッフの能力を高めなければいけない。
その能力は楽器の知識といった話ではなくて、“人間力”でなければいけない。
モノ売りの時代はとうに終わってます。
小売業の方、次の時代へ早く行きましょう!
では、また。