この前、ある商業施設に呼ばれて急遽準備して、展示即売会したんですよ。
で、4日間でなんとか1台30万円する商品を売る事が出来て
担当者にも喜んで頂き、ぜひ次回も来てください
と言われました。
これ、どーう思いますか?
一台売れたし、担当者も喜んでくれたし
良さそうですよね。
まだまだ知名度が低いメーカーさんですと
やっぱり商業施設で売れるのは
本当に嬉しいし、この機会を最大限に活かしたいですよね。
でも、これ、あまり良くありません。
なぜだと思いますか?
まずそもそも大前提に価値をきちんと伝えなければいけませんね。
たぶん、一台売れているので、ある程度のレベルで出来ているのでしょう。
そして、購入につながる顧客層もいた。
たった、4日で、30万円の商品を買うのですから、マッチングは、悪くなさそうです。
で、ここから、が違いを分けるポイントです。
刈り取り志向
か
育成志向
かです。
ピンときますか。
刈り取り志向というのは、
決められた期間で、なんとか販売をがんばろー
と言うものです。
クロージングトークまっしぐらですね🎵
そこにいるお客さん全員になりふりかまわず売って行く。
商品に対するイメージ伝わりますか?
いいブランドイメージ構築出来そうでしょうか?
では、育成志向はというと。
まずお客さんの話しを聞く。
ニーズを探る
うちの商品との接点を作る
興味を持たせる
で、連絡先を聞く
です。
どうでしょう。
どっちが、お客さんに良いイメージ持たせられそうでしょうか。
育成志向ですよね。
でも、これじゃあ売上上がらないじゃないか!
はい、わたくしもそれでよく怒られました(笑)
そこで、最後の連絡先を聞く
がポイントになってきます。
例えば、4日間で100人とか1000人とかの連絡先が手に入ったら、どーでしょ。
ましてや、最低30万円の商品です。
その場で、普通はなかなか即決できないですよね。
なので、ココからが腕の見せ所
しっかり連絡先を聞いたお客さんに商品の良さをアピールして行くと、、、
あとは、勝手に売れていきます(笑)
本当に勝手に🎵
4日間で仮に一台しか売れなくても
その後、どんどん売れていきます。
みんな本当に売り急ぎすぎです!
初対面の方にイキナリ結婚してくれ
とプロポーズを申し込むようなもんです。
ちゃんと良さをわかってもらってから
買ってもらいましょう。
その方がクレームもないし
お客さんが勝手にクチコミして
新しいお客さんを紹介してくれます。
売り急ぎは厳禁です。
ぜひ育成志向でいきたいものです。
では、また。