ワクワクするお店を久しぶりに体感しました。
東急ハンズさんです。
ここまできちんと提案してくる売場はなかなかないですね!
やはりもともとの風土が今の小売に求められる事とマッチしやすいのが要因のひとつなのでしょうか。
よくお話しさせて頂く機会もございますが、
みなさん真面目で、真剣に取り組んでいらっしゃいますし、何よりご自身のお仕事に誇りを持っていらっしゃいます。
じゃないとなかなかこのクオリティでワクワクする売場は実現できないですね。
この記事も面白いです。
1972年(昭和47年)現在の渋谷店の土地を、東急不動産が取得したことでした。
現在の渋谷店のある宇田川町周辺は、西武百貨店、パルコ等新しくて、おしゃれな店舗と公園等の「間」にあり、ただ通る場所と言ってもいいような場所でした。
不動産業にとっても厳しい状況の中、東急不動産はこの宇田川町の土地を自社で有効活用することを決断し、物販店舗の構想が浮上します。
その開店準備には東急不動産の従業員があたることになりました。
「何を売るか」については、住宅関連商品ということから、アメリカにあるホームセンターが参考にされ、実際に流通業全般の視察に行っています。その経験のなかから、自らの手で何かを作るという考えかたのDIY(Do It Yourself)、生活の改善をテーマにしたHI(Home Improvement)という概念が取り入れられ、日曜大工の道具やその材料、生活雑貨などを売ろうということになりました。
アメリカのホームセンターや、すでに日本でも出来つつあったDIYショップと一線を画すために、「一般の方向けのもの」から「プロの方にも使っていただけるもの」まで、徹底した品揃えをすることにしました。
専門的な知識を必要とする商品を扱うのですから、お客様に十分にご説明をする必要があります。
ならば、従業員によるコンサルティングを重視し、お客様からのご相談に応じ、商品の使い方や気をつけるべき点などを十分にご説明せねばならない。こうして「売るため」ではなく、きちんと説明することを最優先するスタイルが生まれます。そして「お客様のご要望に徹底してお応えする」という、今も続く東急ハンズの理念の原型となりました。
日経ビジネスより
では、また。