
消費増税後の未来
「リアル店舗の存在価値とは」
食品スーパー関係者様へ
消費税対応お疲れ様です。
税率の変更は大変ですよね。
わたくしも昔は現場で値札張り替えたり、POP差し替えたり、システム準備対応をしたりしてました。
いつもより遅くまたは朝早く作業されていたり、システム準備などは本当に問題なく走るのか気が気じゃないとおもいます。
これから来る現実があります。
10%税率変更後の日々がスタートします。
既に人口減少社会に突入し
オリンピック後の景気先行き不安も立ち込めています。
消費環境がますます厳しくなりますね。
あそこは○○円だったから、うちも○○円に価格を下げないと
合戦はやめにしませんか。
値下げ合戦の先には何が待っているのでしょうか。
価格戦略が重要なことは否定しませんが、それだけではないはずです。
競合他社を見すぎて、お客様を見る力がおろそかになっていませんか。
Amazonをはじめとするオンラインリテーラーとの競争も激しくなってくる中、
我々リアルな店舗に求められる価値とは何なのか今一度考えるチャンスにしてみませんか。
ピンチの時こそ、チャンスに変える力が必要です。
幾多の厳しい機会を乗り切ってきた業界であると思います。
今回もこの厳しい環境を必ず乗り切っていけると信じております。
では、どうやって乗り切っていけるのか。
そのヒントがここに記載されております。
デジタル時代における「リアル店舗の存在価値」
──阪急オアシスの新業態「Kitchen & Market」の事例を通じて──
同志社大学 髙橋広行 著
「このストア・コンセプトに行き着くまでに、阪急オアシスの幹部たちは、海外の様々な市場や食品スーパーを視察し続けてきたという。」
この機会にぜひ、わざわざリアル店舗に来る理由や意味を考えて頂ければ幸いです。
厳しい環境は待ったなしでスタートしています。
ぜひ一度読んでいただきたい論文です。
では、また