「これからの小売業のゆくえ イオン10兆円のインパクト」
日本の小売業が抱える悩みが全て入った経営計画でした。
ということで、
イオンの中期経営計画が発表されました。
イオンは8.2兆円という
日本の小売業ナンバーワンの売上
で更にあらゆる業態を持っているので、
これからの小売業動向を見据えるには
最適な会社ですね!
まず目標数値ですが、2020年までに
①営業収益(売上)目標
10兆円
(8.2兆円)2017/2月期
+1.8兆円
なるほど〜、どうやって売上伸ばすのでしょうか!!
②営業利益目標
3400億円
(1850億円)2017/2月期
+1550億円
現在の水準からすると、やく倍にするとの事
これはかなりチャレンジな数値ですね!
じゃ実際どうするのか??
どこで稼ぐの?売上編
10兆円プラン第一弾
ディスカウントストア 業態ザビック
現在4000億円→1兆円
+6000億円
ディスカウントストアの再編をおっしゃっておりましたが、果たして再編はどうするのでしょうか?
ドン・キホーテの名前が上がってましたが、
ドンキホーテHDの2017年6月期の連結売上高は8287億9800万円(前年比同期比9.1%増)
と絶好調です!
このレベルの業態を開発するとなると、またどっか買うのか??
短期で一気に売上2.5倍にする方法があれば知りたいですね。
10兆円プラン第二弾
決算書から計算すると、
デジタル オンライン売上
現在は、
8.2兆円✖︎0.7%=574億円
2020年は、
10兆円✖︎12%=1兆2000億円
+1兆1426億円
えーと、これ計算あってますでしょうか?
約20倍です!!
アマゾンジャパン
2016年度の年間売り上げは1兆1,747億円
ちなみに、楽天は売上7800億円
中小のマーケットプレイスをかき集めても、この数値どうなんでしょうか。
どこで儲けるの?
営業利益編
アジアシフト 国際事業の利益アップ
3400億円✖︎23%=782億円
国際事業は、-52億円の赤字
ちなみにセブンイレブンの北米事業をメインとした7-Eleven, Inc. SEI
674億円 営業利益
無印良品の海外事業は、
157億円 営業利益
んー、こちらもチャレンジですね!
現状の積み上げでも、気前の良い数値でもない、現実路線期待しております。
では、また。