近年、ビジネス界で脚光を浴びているキーワード、それが『パーパス』です。なぜ今、パーパスが注目されているのでしょうか?その答えは、組織の在り方が大きく変わる中で、個人とチームがどのように変わるかに関係しています。パーパスは企業の使命を示し、ステークホルダーを一致団結させる力を持ちます。しかし、この変化の中で、心理的安全性もまた重要なポイントとなっています。本記事では、パーパスと心理的安全性の関係を探り、マネージャーがチームの心理的安全性を高め、変革をリードするための手段について簡単にご紹介します。あなたの組織やチームにとってのパーパスの意味を明確にし、心理的安全性を育む方法を学び、これからの環境に向けての準備を整えましょう。
さて、最近はパーパスというキーワードをよく見かけます。
あなたも、見たことがあるかもしれません。
そこで、質問です。
パーパスって、何ですか?
なぜ最近パーパスを、よく聞くのですか?
いかがでしょうか。
考えたことございますか。
実は、これ、心理的安全性を高めるヒントになるかもしれません。
ちなみにパーパスとは、企業のパーパスは、まず、企業組織の経営理念に包含される「なぜ存在するのか」「社会の中でどうありたいのか」という問いに対する答えであり、ステークホルダーがその企業の事業の成功に向けて一致団結できる「腹落ち」するもの(出典:パーパス企業としての良品計画)です。
なんとなく理解できましたか。
なぜ存在するのか+成功に向けて腹落ち出来る、です。
それでは、ここで続いての疑問です。
なぜ最近パーパスを、よく聞くのですか?
時代の流れ?ですか。
確かにその一面はありそうです。
では、時代の流れ?とは具体的にどんなことを意味していますか?
パーパスが必要な背景です。
もともと、「企業の目的は利益の追求である」ですよね。
しかし行き過ぎた資本主義から、CSRやCSVから、最近はSDGs、ESGとサステナビリティ方面へとステールホルダーの範囲を広げているのが実情です。
社会的意義もきちんと内包して、経営しようという動きが見られるということです。
そのため、パーパスをきっかけに自社の経営を捉えなおしている動きがあるので、最近注目されているのです。
まとめると、会社としての組織は、自社の在り方を、パーパスという言葉で捉えなおした。
ここまでが、弊社の理解です。
そして、ここからが本題です。
では、組織に属している個人やチームはどうでしょうか。
自身の在り方を捉えなおしましたか?
ここが注目ポイントかと思います。
もちろん、末端の人間にそんな、パーパスとかの影響ないよ!
ご意見ごもっともです。
しかし、会社、ひいては社会は一気に変わりません。
徐々に変わっていきます。
はじめは、あなたも気づかないぐらいの小さな動きからです。
例えば、あなたがいつも会うお取引先はどうでしょうか。
以前と変わってきていませんか?
とかく人間は目の前の変化を過小評価しがちです。
話しを戻します。
組織に属している個人やチームはどうですか?
以前と一緒で良いのですか?
ここが、我々が最初に伺うポイントです。
環境が変わったのですから、個人やチームも変わる必要がありますよね。
そのために、心理的安全性をぜひ活用して、よりよくチーム運営をして頂きたいのです。
そこで個人やチームのパーパスがヒントになると思っております。
とかく以前は、会社のため、組織のため、一致団結したチームプレーが良いとされている風潮をよく見かけました。
ある意味、没個性的な動きですね。
では、これからはどうでしょうか。
チームや個人のパーパスを作成することをおススメしております。
そのためには、まず企業のミッションやパーパスを確認する。
その上で、チームや個人のパーパスを作成する。
このステップがおススメです。
ぜひ、うちの会社のミッションやパーパスを確認してみてください。
そして、うちのチームはどんなパーパスを作れそうか。
そして、個人はどうか?
ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。
では、また。