職場の雰囲気を変えるスキル 心理的安全性を重視したチームマネジメントの第一歩

心理的安全性

さて、関係性を作るためにまずはどんなアクションを起こせばいいのか?

はじめの一歩をどうするのか?

最初のハードルですね。

まずは、基本的で簡単にできることから取り組むことをおススメしております。

それは、感謝です。

感謝してますか?

いかがですか?

これは、3ステップで出来る簡単な行動で、かつ効果がある施策です。

まず、ステップ1感謝のタネを見つける。

続いてステップ2感謝を伝える。

最後にステップ3感謝を可視化する。

たったこれだけです。

感謝のタネを見つける。

日頃やっていないとけっこう難しいです。

ですので、まずはゲーム感覚で、今日は感謝のタネを10個見つける!などと気軽にやってみるのがおススメです。

タネを見つけるスコープで周りを見てみると、意外や意外けっこう見つかるものです。

弊社でも感謝のタネスコープのワークショップなども開催しておりますので、気になる方はお問い合わせください。

これも難しいよ、、、という方は、まずは自身の身の回りに興味を持って頂くことを目的に、今日の良かった事!を日記などに書いてみる、をおススメします。

日頃のご自身の身の回りのこと、そして良かった事に関心を向ける。

まずはこんなところから始めても良いです。

これはスキルです。

あわてなくて結構です。一つ一つクリアしていきましょう。

では、次行きます。

なんとか感謝ポイントが10個見つけられる状態になったとします。

そこで、感謝を伝えるです。

もちろん、普通にそのまま伝えて頂いて構いません。

しかし口下手な人、改めて伝えるのが恥ずかしい人などがいると思います。

まずは、こんな形で初めて見るのはいかがでしょうか。

出所:様 々 な エ モ テ ィ コ ン を 付 加 した 電 子 メ ー ル が 受 信 者 の印 象 形 成 に 及 ぼ す 効 果

最近は、電子メール、チャットツールなどが社内で使われていますよね。

そこでの伝える表現を少しアレンジして頂きます。

下に行くほど、伝わるものが変わってきます。

少しの差、ですが、積み重なると大きな差になるので、まずはこんな形から始めるのも良いかもしれません。

それから感謝のスキルの話しです。

感謝にもスキルがありますというお話しです。

あなたはどう感謝を表現していますか?

日頃の感謝の表し方がポイントです。

これは、やるやらないという話しではなく、必要なスキルなのであるという認識を頂くのがまず良いかと思います。

チーム運営のための必須スキルです。

出来ている人は、ナチュラルにできているだけで、まだできていない人は、慣れればよいだけです。

徐々に慣れていきましょう。

では、感謝スキルです。

ざっと、あげておきます。

お礼として相手を手助けする

お礼として相手に親切にする

お礼として相手に協力する

相手に微笑みながら、感謝の気持ちを伝えている

相手の目を見ながら、感謝の気持ちを伝えている

「ありがとう」と言って、感謝の気持ちを伝えている

お礼として相手にプレゼントを上げる

お礼として相手に食べ物を上げる

相手にジェスチャーを使って、感謝の気持ちを伝えている

相手に「ありがとう」という以外の言葉で、感謝の気持ちを伝えている

出所:感謝表出スキルの実行が孤独感の低減に及ぼす効果

あなたもできるところか、はじめの一歩を踏み出していきましょう。

そして最後に可視化するです。

可視化は続けるにあたって特に重要な要素です。

わたしはやっている!これを見える化してあげることが大事です。

他人や他の部署と比べるモノではありません。

自分はどれだけやったかな?

これが見えればOKです。

最初はなかなか恥ずかしくて、最初の一歩が踏み出せない、、、。

よく聞く課題です。

まずは、1週間で1つ感謝を伝えてみる。

この辺から取り組むことをおススメします。

もし、いやーどうしても口下手で直接言うのがムリという方にもおすすめの方法があります。

サンクスカード、みたいなものをつくって、それを渡すだけ、でもかまいません。

これは、ありがとう!と書かれた、カードです。

なんで、ありがとう、と思ったか、一言添えてあると尚よしです。

まずは、ありがとう!カードを渡すだけ、これだけでも一つ進歩しています。

どうしても恥ずかしい方、この辺からいかがでしょうか。

このサンクスカードみたいな方式は各社色々やっておりまして、例えば、

リッツカールトン 感謝したいときにカードを渡す。朝礼などでも渡す

P&G サポートしてくれた人に電子的なThanksカードを送る

村田製作所 上司が部下へ感謝の気持ちをカードに書き、職場に張り出す

KPMGコンサルティング 独自開発のスマートフォンアプリを使って、感謝の気持ちをみんなに送る

こんな感じです。

各社工夫しながら、サンクスカードを使っております。

ぜひうちでも実行するにはどうしたらよいか?考えるヒントにして頂ければと思います。

チームの関係性を作る第一歩いかがでしたか?

ぜひあなたの会社であった方法で、一歩を踏み出して頂ければと思います。

では、また。